アップルウォッチを充電器に置くと表示される緑や赤のカミナリマークは、現在の充電状況を示しています。
緑色なら順調に充電中、赤色ならバッテリー残量が少ない状態です。
もし充電マークが表示されない、消えるといった場合は、充電器との接触不良や一時的な不具合が考えられます。
この記事のメイントピック
- 充電中に表示されるマーク(緑・赤)の詳しい意味
- 充電マークが表示されない、消えるときの原因と簡単な対処法
- 置き時計になる「ナイトスタンドモード」や文字盤の「常時表示」設定
この記事を読めば、充電に関するさまざまな表示の意味がわかり、トラブルが起きても焦らず対処できるようになります。
便利な機能の使い方も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
アップルウォッチの充電中に表示されるマークの意味一覧
アップルウォッチを充電器に置くと、画面にカミナリのようなマークが表示されます。
このマークの色によって、現在の充電状況をすぐに把握できますよ。
基本的には、緑色なら問題なく充電が進んでいるサインです。
もし赤色で表示された場合は、バッテリーの残りが少ないことを示しています。
充電マークの意味を表で確認
充電中やその前後に表示される主なマークとその意味を、こちらにまとめました。
| マークの色と形 | 状態 |
|---|---|
| 緑色のカミナリマーク | 正常に充電が進んでいます。 |
| 赤色のカミナリマーク | バッテリー残量が少なくなっていますが、充電はされています。 |
| 赤色のカミナリとケーブルのマーク | 充電が必要です。このマークが出ているときは、まだ充電が始まっていません。 |
| 緑色の円で囲まれたカミナリマーク | 充電が完了(100%)しました。 |
緑と赤のカミナリマークの違い
緑色のカミナリマークは、充電が順調に進んでいることを示します。
バッテリー残量がある程度ある状態で充電を始めると、この表示になります。
一方で、バッテリー残量がかなり減っている状態で充電を始めると、最初は赤色のカミナリマークが表示されます。
これは「残量が少ないですよ」とお知らせしてくれているだけで、充電が進むと緑色に変わるので安心してくださいね。
アップルウォッチの充電マークが表示されない・消えるときの原因と対処法
充電器に置いてもアップルウォッチの充電マークが表示されないときは、まず接触不良を疑ってみましょう。
充電器とアップルウォッチ本体の背面が、正しくくっついていないのかもしれません。
また、一瞬だけマークが表示されてすぐに画面が消えるのは、実は正常な動作です。
画面をタップすれば、また充電状況を確認できますよ。
それでも全く表示されない場合は、いくつかの原因が考えられます。
まず試したい5つの対処法
充電マークがつかない時に、まず確認してほしい点はこちらです。
- 充電器と本体を置き直す
磁石でくっつく位置が少しズレている可能性があります。一度外して、中央にしっかりはまるように置き直してみてください。 - 保護ケースやフィルムを外す
ケースや厚い保護フィルムが邪魔をして、うまく接触できていないことがあります。一度外して充電できるか試しましょう。 - 端子部分を拭く
アップルウォッチの裏側や充電器の表面に、皮脂やホコリが付いていると通電しにくくなります。乾いた柔らかい布で優しく拭いてみてください。 - 電源アダプタやUSBポートを変える
充電器を接続している電源アダプタや、パソコンのUSBポート側に問題があるかもしれません。別のものに差し替えてみましょう。 - アップルウォッチを再起動する
一時的なソフトウェアの不具合で、正しく表示されないこともあります。一度再起動すると、あっさり解決することがありますよ。
アップルウォッチが充電できない・進まないときのチェックリスト
充電マークはついているのに、なぜか充電が進まないというトラブルもあります。
その原因は、充電器やケーブル、またはアップルウォッチ本体の設定にあるかもしれません。
「故障かな?」と焦る前に、いくつか確認してほしいポイントがあります。
順番にチェックしていくことで、原因が見つかることが多いですよ。
充電が進まない時のチェックリスト
充電がうまく進まない時は、こちらの項目を確認してみてください。
- Apple純正の充電器を使っていますか?
Apple製品は、純正品以外を使うとトラブルが起きやすいです。特に安価な非純正品は、充電が途中で止まったり、非常に遅くなったりすることがあります。 - 本体や充電器が熱くなっていませんか?
アップルウォッチは、本体が高温になると自身を保護するために充電を一時停止する仕組みになっています。熱いと感じたら、一度充電器から外して冷ましましょう。 - 充電器のビニールを剥がしましたか?
新品の充電器についている保護ビニールを剥がし忘れていると、うまく充電できません。意外と見落としがちなポイントです。 - 低電力モードになっていませんか?
低電力モード中は一部機能が制限され、充電の表示も通常と異なる場合があります。一度解除して試してみてください。 - ソフトウェアは最新ですか?
watchOSが古いと、バッテリー関連の不具合が起きることも。iPhoneのWatchアプリから、アップデートがないか確認してみましょう。
アップルウォッチの充電が完了したときの表示と確認方法
アップルウォッチの充電が100%完了すると、画面に表示されるマークが変わります。
緑色の円で囲まれた、小さなカミナリマークが表示されたら充電完了のサインです。
充電が終わったかどうかは、画面をタップするだけで簡単に確認できます。
フル充電にかかる時間はモデルによって少し異なりますが、だいたい1時間半から2時間半くらいが目安になります。
充電完了のサイン
充電が終わると、これまで表示されていた緑色のカミナリマークの周りに、緑色の円が表示されます。
これが「満タンになりましたよ」という合図です。
この表示が出たら、充電器から外しても大丈夫。
ちなみに、100%になっても繋ぎっぱなしにしていても、過充電でバッテリーが傷む心配はないので安心してくださいね。
充電できているか確認する3つの方法
充電がどのくらい進んだかを確認する方法はこちらです。
- 画面をタップする
充電中に画面を軽くタップすると、現在のバッテリー残量がパーセントで表示されます。 - 文字盤を上にスワイプする
コントロールセンターを開くと、バッテリー残量のアイコンがあります。ここをタップすると、詳しいパーセンテージが分かりますよ。 - iPhoneのウィジェットで確認する
ペアリングしているiPhoneのホーム画面に「バッテリー」ウィジェットを追加しておけば、アップルウォッチの充電状況をiPhoneで手軽に確認できて便利です。
置き時計になるナイトスタンドモードの表示設定と使い方
ナイトスタンドモードは、充電中のアップルウォッチを横向きに置くと、自動的に置き時計として表示してくれる便利な機能です。
デジタル時計のように時刻が大きく表示され、日付やアラーム設定も確認できます。
枕元に置いておけば、夜中に時間を確認したいときにぴったりですね。
この機能は、簡単な設定でオンにできますよ。
ナイトスタンドモードの設定方法
設定はiPhoneのWatchアプリから行います。
こちらの手順で設定してみてください。
- iPhoneで「Watch」アプリを開きます。
- 「一般」の項目をタップしてください。
- 画面を少し下にスクロールし、「ナイトスタンドモード」というスイッチをオン(緑色)にします。
たったこれだけで設定は完了です。
オフにしたい時も、同じ手順でスイッチを切るだけなので簡単ですね。
ナイトスタンドモードの使い方
設定をオンにしたら、あとはアップルウォッチを充電器に置いて、横向きにするだけです。
コロンと転がすようなイメージですね。
すると、自動的に時刻表示に切り替わります。
普段は省エネのために画面は消えていますが、本体に触れたり、少しの振動を与えたりすると、ふわっと画面が点灯して時刻を教えてくれますよ。
アラームを設定している場合は、鳴る少し前から画面がだんだん明るくなるので、目覚めやすいというメリットもあります。
充電中でも文字盤を常時表示させる設定方法
「充電中も、いつものお気に入りの文字盤を表示させておきたい」と思う方もいるかもしれません。
この「常にオン」機能は、Apple Watch Series 5以降のモデル(SEを除く)で利用できます。
この設定をしておけば、充電中でも手首を下げているときと同じように、文字盤をうっすらと表示し続けてくれます。
ただし、ナイトスタンドモードがオンになっている場合は、横向きに置くとそちらが優先されるので注意してくださいね。
常時表示の設定手順
この設定は、アップルウォッチ本体から行います。
- アップルウォッチのホーム画面で、デジタルクラウン(竜頭)を押して「設定」アプリを開きます。
- 「画面表示と明るさ」を選択してください。
- 「常にオン」という項目をタップします。
- 次の画面で「常にオン」のスイッチが緑色になっていることを確認します。
これで、充電中も文字盤が表示されるようになります。
常時表示の注意点
充電中に文字盤を常時表示させると、ナイトスタンドモードに比べてバッテリーの充電速度が少し遅くなる可能性があります。
また、画面の焼き付きを防ぐために、表示されるデザインが少し動いたり、明るさが自動で調整されたりします。
「とにかく早く充電したい!」という時は、常時表示をオフにするか、ナイトスタンドモードを利用するのがおすすめです。
自分の使い方に合わせて、設定を切り替えてみてくださいね。
アップルウォッチ充電表示の要点まとめ
今回は、アップルウォッチ充電中のさまざまな表示について見てきました。
最後に大切なポイントを振り返っておきましょう。
充電器に置いたときに表示される緑色のカミナリマークは正常な充電、赤色はバッテリー残量低下のサインです。
もし充電マークが表示されない、つかないといったトラブルが起きたら、まずは充電器と本体の接触を確認し、再起動を試してみてください。
また、充電が進まないときは、純正の充電器を使っているか、本体が熱くなっていないかもチェックしましょう。
充電中の表示を置き時計のようにするナイトスタンドモードや、いつもの文字盤を常時表示させる設定も、簡単な手順で利用できます。
これらの表示の意味や設定方法を知っておけば、より快適にアップルウォッチを使いこなせますよ。