中国からの電話に出てしまった!料金はかかる?すぐできる対処法と詐欺の手口


中国からの国際電話にうっかり出てしまっても、受けただけなら通話料金はかかりません。

まずはいったん落ち着いて、電話を切り、その後の正しい対処を行うことが重要です。

この記事のメイントピック

  • 電話に出てしまっても料金が発生しない理由
  • 電話の後にすぐやるべき具体的な3つの対処法
  • 巧妙化する国際電話詐欺の手口と今後の予防策

この記事を最後まで読めば、なぜ料金がかからないのかが分かり、高額請求への不安を解消できます。

そして、今後同じような電話がかかってきても冷静に対応できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

中国からの電話に出てしまっても料金はかからないって本当?

はい、中国からの電話にうっかり出てしまっただけでは、通話料金はかかりませんので安心してください。

日本の電話サービスの基本的な仕組みとして、電話を受けた側(着信側)に通話料が発生することはありません。

これは、相手が国内からかけてきても、海外からの国際電話であっても同じ原則です。

ですので、「電話に出てしまった!高額な料金を請求されたらどうしよう…」と焦る必要は全くないですよ。

ただし、一点だけ注意が必要です。

それは、こちらから「折り返し電話」をしてしまった場合です。

もし不在着信に気づいて、親切心からその番号にかけ直してしまうと、その時点から高額な国際通話料金が発生してしまいます。

あくまで料金がかからないのは「受けただけ」の場合です。

相手の目的は、この「折り返し電話」をさせることにあるケースがほとんどなので、知らない国際電話番号には絶対かけ直さないようにしましょう。

電話に出てしまった後にすぐやるべき3つの対処法

もし不審な国際電話に出てしまったら、慌てず冷静に対処することが大切です。

高額な料金はかかりませんが、詐欺被害を防ぐために、すぐやるべきことがあります。

まずはこちらの3つの対処法を実践してください。

  1. 何も話さず、すぐに電話を切る
    相手が何か話してきても、応対する必要は一切ありません。日本語であれ外国語であれ、すぐに通話を終了しましょう。声を聞かせることで、電話番号が実際に使われていると相手に知らせてしまうことになります。
  2. その電話番号を着信拒否に設定する
    同じ番号から何度もかかってくるのを防ぐため、すぐ着信拒否設定をしましょう。iPhoneでもAndroidでも、通話履歴から簡単に設定できます。
  3. 同じ番号からSMSが届いても無視する
    電話の後に、URLが記載されたSMS(ショートメッセージ)が送られてくることがあります。これは偽サイトに誘導するフィッシング詐欺の可能性が非常に高いです。絶対にURLをタップせず、メッセージごと削除してください。

個人情報などを話していなければ、この対処でひとまず大丈夫です。

なぜ中国から電話が?その目的と巧妙な詐欺の手口

そもそも、なぜ中国から自分に電話がかかってくるのでしょうか。

その目的のほとんどは、金銭をだまし取ったり、個人情報を盗んだりする「詐欺」です。

あなたの電話番号が、何らかの名簿を通じて詐欺グループに渡ってしまった可能性があります。

彼らが使う手口は、主にこちらです。

  • ワン切りで折り返しを狙う手口
    着信音を1〜2回だけ鳴らしてすぐに切り、履歴を残します。それに気づいた人が「誰だろう?」と折り返しかけることで、高額な国際電話料金を発生させるのが目的です。
  • 自動音声ガイダンスを悪用する手口
    「中国大使館です」「国際郵便の荷物が届いています」といった自動音声を流し、指示に従わせようとします。最終的に偽のコールセンターに繋ぎ、個人情報を聞き出したり、金銭を要求したりします。
  • 特定のサービスを装う手口
    実在する宅配業者や通信会社を名乗り、「未払いの料金があります」などと言って不安を煽り、金銭を振り込ませようとするケースもあります。

どの手口も巧妙になっているので、身に覚えのない内容の電話はすべて詐欺だと疑って対応することが重要です。

折り返し電話は絶対にダメ!高額な通話料金が発生する仕組み

知らない国際電話番号に「折り返し電話」をするのは、絶対にやめてください。

先ほどもお伝えした通り、電話を受けただけでは料金はかかりませんが、こちらから発信すると高額な通話料がかかります。

国際電話の料金は、国内通話に比べて非常に高額に設定されています。

大手キャリアの中国への通話料金の目安

キャリア名通話料金(一例)
NTTドコモ30秒あたり 68円
au30秒あたり 65円
ソフトバンク30秒あたり 99円

※料金はプランや時間帯によって変動する場合があります。

もし10分間通話してしまったら、2,000円近い料金になる可能性もあるのです。

さらに怖いのは、相手の電話番号が「プレミアムレートサービス」と呼ばれる特殊な番号だった場合です。

これは通話料とは別に高額な情報料が上乗せされるサービスで、意図せず利用してしまうと、数万円といった法外な料金を請求される危険性もあります。

詐欺グループは、こうした仕組みを悪用してお金をだまし取ろうとしています。

不在着信があっても、絶対にかけ直さないことを徹底しましょう。

今後のために!不審な国際電話への着信拒否設定と予防策

一度かかってくると、何度も迷惑電話に悩まされるのは嫌ですよね。

今後のために、しっかりとした予防策をとっておきましょう。

自分でできる対策はこちらです。

番号ごとの着信拒否設定

かかってきた番号を都度、着信拒否に設定する方法です。

  • iPhoneの場合:「電話」アプリの「履歴」から、拒否したい番号の「i」マークをタップ。「この発信者を着信拒否」を選択します。
  • Androidの場合:機種により異なりますが、通話履歴の番号を長押ししてメニューから「ブロック」や「着信拒否」を選びます。

携帯電話会社のサービスを利用する

毎回設定するのが面倒な場合は、携帯電話会社が提供しているサービスを利用するのがおすすめです。

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの大手キャリアでは、海外からの電話をまとめて拒否できる無料サービスを提供しています。

「(お使いのキャリア名) 国際電話 着信拒否」などで検索して、申し込み方法を確認してみてください。

これらの設定をしておくだけで、迷惑電話の多くを防ぐことができますよ。

それでも不安が残る場合の公的な相談窓口はこちら

「電話で個人情報を少し話してしまった」「高額な請求が来ないか心配でたまらない」など、どうしても不安が消えない場合もあると思います。

そんな時は、一人で抱え込まずに公的な機関に相談しましょう。

専門の相談員が話を聞いてくれますし、適切なアドバイスをもらえます。

主な相談窓口はこちらです。

スクロールできます
相談窓口名電話番号相談できる内容
警察相談専用電話#9110詐欺や犯罪の可能性がある場合、今後の対応について
消費者ホットライン188不審な請求、契約トラブル、詐欺的なサービスについて
各携帯電話会社の窓口(各社HP参照)料金明細の確認、迷惑電話・SMS拒否サービスについて

これらの窓口は、相談するだけでも気持ちが楽になることがあります。

特に金銭的な要求をされたり、脅しのような内容だったりした場合は、ためらわずに警察相談専用電話「#9110」に連絡してくださいね。

「+86」から始まる電話番号の正体と注意すべき国番号一覧

不審な電話の表示を見ると、電話番号の先頭に「+86」と表示されていることが多いです。

この「+86」というのは、中国の「国番号」です。

国際電話をかける際には、相手の国の国番号を先頭につけるルールになっています。

つまり、「+86」から始まる電話は「中国からかかってきた電話」ということになります。

最近では、中国以外からも同様の迷惑電話が増えています。

特に注意が必要な国番号をいくつか知っておくと、すぐに見分けがついて安心ですよ。

注意したい主な国番号の例

スクロールできます
国番号国番号
+86中国
+44イギリス
+1アメリカ、カナダ
+675パプアニューギニア
+221セネガル

もちろん、これらの国番号からの電話がすべて迷惑電話というわけではありません。

ですが、全く心当たりがない場合は、詐欺の可能性を疑って出ない、かけ直さないのが一番の対策です。

まとめ:中国からの電話は「出ても料金はかからない」が「かけ直さない」を徹底!

今回は、中国からの不審な電話に出てしまった場合の料金の心配と、その後の正しい対処法についてご紹介しました。

一番大切なポイントは、電話を受けただけでは通話料金は発生しないということです。

しかし、不在着信に気づいて親切心から「折り返し電話」をしてしまうと、高額な国際通話料が発生する危険があります。

もし電話に出てしまったら、すぐに切り、その番号を着信拒否に設定しましょう。

詐欺グループの目的は、ワン切りで折り返しをさせたり、自動音声で個人情報を聞き出したりすることです。

今後の対策として、携帯電話会社が提供する国際電話の着信拒否サービスを利用するのも非常に有効ですよ。

万が一、個人情報を話してしまったり、不安が消えなかったりする場合は、一人で悩まず警察相談専用電話(#9110)や消費者ホットライン(188)に相談してくださいね。

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この記事を書いた人

iPhone・Android・iPad・Mac・Windowsのすべての主要端末を自分で保有し、それぞれの違いや使いこなし方を実際に検証しながら記事を執筆しています。

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