iPhoneのヘルスケアアプリで睡眠時間が記録されない場合、その多くはiPhoneやApple Watchの簡単な設定を見直すだけで解決できます。
故障を疑う前に、まずはこの記事で紹介する方法を試してみてください。
この記事のメイントピック
- 睡眠が記録されない時に最初に確認すべき基本的な設定
- Apple Watchで睡眠データが取れない場合の特有のチェックリスト
- 「睡眠ステージ」が分析・表示されない時の具体的な解決策
この記事を最後まで読めば、あなたの環境で睡眠が記録されなかった原因がわかり、今日から正しく睡眠データを管理できるようになります。
毎日の健康管理のために、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ヘルスケアで睡眠が記録されないときに最初に確認すべき5つの設定
ヘルスケアで睡眠時間が記録されない時、実はiPhoneやApple Watchの簡単な設定を見直すだけで解決することがほとんどです。
難しい故障を疑う前に、まずは基本的な設定が正しくできているかを確認してみましょう。
最初にチェックしてほしい設定はこちらです。
| チェック項目 | 確認する場所(iPhoneのアプリ) |
|---|---|
| 睡眠スケジュールが設定されているか | 「ヘルスケア」→「睡眠」→「フルのスケジュール」 |
| 睡眠集中モードが自動でオンになるか | 「設定」→「集中モード」→「睡眠」 |
| iPhoneでの睡眠時間記録がオンか | 「ヘルスケア」→「睡眠」→「フルのスケジュール」→「オプション」 |
| Apple Watchの手首検出がオンか | 「Watch」→「パスコード」→「手首検出」 |
| ヘルスケアへのアクセスが許可されているか | 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「ヘルスケア」 |
特にiPhoneだけで睡眠を記録しようとしている方は、「iPhoneで睡眠時間を記録」という項目がオンになっているか見てみてください。
Apple Watchを使っている方は、「手首検出」がオフになっていると正しく記録されないので、こちらも要チェックですよ。
なぜ睡眠データが記録されないのか、考えられる主な原因
設定は正しいはずなのに記録されない…という場合、設定以外にもいくつかの原因が考えられます。
ソフトウェアの一時的な不具合から、物理的な問題まで様々です。
睡眠データが記録されない時に考えられる主な原因はこちらです。
- Apple Watchの充電が切れてしまった
- Apple Watchの装着がゆるく、肌に密着していない
- iPhoneとApple Watchのペアリング(接続)が切れている
- 他の睡眠記録アプリが邪魔をしている
- ソフトウェアの一時的なエラー
特にApple Watchは、睡眠中にバッテリーが30%未満になると記録が止まってしまうことがあります。
寝る前には十分な充電があるか確認する習慣をつけると安心ですね。
また、複数の睡眠アプリを使っていると、データがうまく連携できないことも。
一度、使っているアプリを整理してみるのも一つの手です。
正しい「睡眠スケジュール」と「睡眠集中モード」の設定手順
iPhoneで睡眠を自動で記録するためには、「睡眠スケジュール」を正しく設定することが何よりも大切なんです。
この設定をしておくことで、決まった時間に自動で「睡眠集中モード」がオンになり、記録がスタートします。
設定はヘルスケアアプリから行います。
- ヘルスケアアプリを開き、右下の「ブラウズ」をタップします。
- 項目の中から「睡眠」を選んでください。
- 「フルのスケジュールとオプション」という項目をタップして進みます。
- 「通常スケジュールを設定」を選び、あなたの就寝時刻と起床時刻を設定しましょう。
- 設定したスケジュールに合わせて睡眠集中モードを使うか聞かれるので、必ずオンにしてください。
これで、あなたが設定した就寝時刻になると、iPhoneが自動でおやすみモードになり、睡眠の記録を始めてくれます。
曜日ごとにスケジュールを変えることもできるので、あなたの生活リズムに合わせてカスタマイズしてみてくださいね。
Apple Watchで睡眠が記録されない場合の特有のチェックリスト
Apple Watchを着けて寝ているのに睡眠が記録されないなら、Watch本体の設定や使い方に原因があるかもしれません。
iPhoneの設定とあわせて、こちらのチェックリストも確認してみてください。
- 寝るときにApple Watchをちゃんと腕に着けていますか?
- バッテリーの残量は30%以上ありますか?
- iPhoneの「Watch」アプリで「パスコード」→「手首検出」はオンになっていますか?
- バンドは緩すぎませんか?(肌にセンサーがしっかり触れている必要があります)
- 「睡眠集中モード」ではなく、手動で「シアターモード」などをオンにしていませんか?
特に見落としがちなのが、バンドのフィット感です。
緩すぎると心拍数などのデータがうまく測れず、睡眠を記録できない原因になります。
かといって、きつすぎるのも良くないので、指が1本すっと入るくらいの余裕を持たせるのがベストですよ。
睡眠ステージが分析されない・表示されない時の解決策
「ただの睡眠時間だけじゃなくて、深い睡眠やレム睡眠といった詳しいデータが見たいのに表示されない…」という時は、いくつかの条件を満たしているか確認が必要です。
睡眠ステージが表示されないのは、記録時間が短いか、お使いの機種が対応していないことが主な原因です。
睡眠ステージを記録するための条件はこちら。
- Apple Watch Series 4以降のモデルであること
- watchOSがバージョン9以降にアップデートされていること
- 最低でも4時間以上、継続して睡眠を記録していること
まずは、お使いのApple WatchのOSが最新版になっているか確認してみてください。
iPhoneの「Watch」アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でチェックできます。
また、短いお昼寝などでは、睡眠ステージは分析されません。
夜、しっかりと4時間以上眠った日にデータが表示されるか、もう一度確認してみましょう。
睡眠データが途切れる、または一部しか記録されない時の対処法
睡眠データが記録はされるものの、途中で途切れてしまう場合は、睡眠中のApple Watchの状態が影響している可能性が高いです。
データが途切れる主な原因は、Apple Watchの装着が不安定なことや、夜中に目が覚めてしまったことです。
対処法はこちらを試してみてください。
- Apple Watchのバンドを少しだけきつく締めてみる
- 寝る前にApple Watchの裏蓋(センサー部分)を綺麗に拭く
- 他の睡眠アプリとのデータ競合がないか確認する
夜中にトイレなどで起きて、しばらく活動してしまうと、iPhoneは「起床した」と判断して記録を止めることがあります。
これは正常な動作なので、心配しなくても大丈夫ですよ。
もし、特に起きた覚えがないのにデータが途切れる場合は、バンドの緩みが原因でセンサーが肌から離れてしまっているのかもしれません。
安定して記録できるよう、フィット感を見直してみてくださいね。
自動で記録できない場合に手動で睡眠時間を入力する方法
いろいろ試しても自動で記録できなかった日や、単純にApple Watchを着け忘れてしまった日も、諦める必要はありません。
ヘルスケアアプリには、後から手動で睡眠時間を入力する機能があります。
記録の空白を埋めたい時に便利ですよ。
手動で入力する手順はこちらです。
- ヘルスケアアプリを開き、右下の「ブラウズ」をタップします。
- 項目の中から「睡眠」を選びましょう。
- 画面の右上にある「データを追加」という文字をタップしてください。
- 「就寝時刻」と「起床時刻」を自分で入力し、右上の「追加」を押せば完了です。
この方法を使えば、記録できなかった日もデータとして残しておくことができます。
ただし、手動で入力した場合は、睡眠ステージなどの詳細な分析は行われません。
あくまで「何時間寝たか」という記録になることは覚えておいてくださいね。
最終チェックとしてiPhoneの再起動とOSアップデートを試す
これまで紹介したすべての方法を試しても改善しない場合は、最後の手段としてiPhoneとApple Watchの再起動、そしてOSのアップデートを試してみましょう。
「再起動するだけで?」と思うかもしれませんが、一時的なソフトウェアの不具合がリセットされ、問題が解決することは意外と多いんです。
まず、iPhoneとApple Watchの両方の電源を一度完全に切り、少し時間をおいてから再び電源を入れてみてください。
それでもダメな場合は、OSが最新の状態になっているかを確認します。
- iPhone:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- Apple Watch:「Watch」アプリ→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
OSのアップデートには、睡眠記録に関する不具合の修正が含まれていることもあります。
常に最新の状態にしておくことが、iPhoneを快適に使うためのコツですよ。
まとめ:ヘルスケアの設定を見直して毎日の睡眠を記録しよう
今回は、iPhoneのヘルスケアで睡眠が記録されない原因と、その解決策について詳しくご紹介しました。
最後に、この記事の特に重要なポイントを振り返りましょう。
- 睡眠が記録されない原因の多くは「睡眠スケジュール」や「集中モード」など基本的な設定ミス。
- Apple Watchで記録する際は、十分な充電と「手首検出」のオンが不可欠。
- 「睡眠ステージ」の分析には、4時間以上の睡眠と対応機種が必要。
- データが反映されない時は、再起動やOSのアップデートが有効な場合も。
- どうしても自動記録できない日は、手動でデータを入力することも可能。
睡眠データが正しく記録されないと、せっかくの健康管理機能が活かせずもったいないですよね。
もし再び記録されなくなった時は、この記事をチェックリストとして活用し、設定を見直してみてください。