【iPhone】おやすみモードが解除できない?勝手にオンになる原因と月のマークを消す方法


iPhoneのおやすみモードは、コントロールセンターやロック画面からタップするだけで、すぐに解除できます。

もし勝手にオンになってしまう場合は、意図しないスケジュールが設定されている可能性が高く、「設定」アプリから簡単にオフにすることが可能です。

この記事のメイントピック

  • 今すぐおやすみモードを解除するための2つの簡単な方法
  • 意図せず勝手にオンになるスケジュールの確認と解除手順
  • 解除できない、月のマークが消えないといったトラブルの具体的な対処法

この記事を最後まで読めば、おやすみモードに関する様々な疑問が解決します。

そして、通知を自分の思い通りにコントロールできるようになり、大切な連絡を見逃したり、不要な通知に邪魔されたりするストレスから解放されます。

ぜひ、あなたのiPhoneをより快適に使うためのヒントを見つけてみてください。

目次

iPhoneのおやすみモードを今すぐ解除するための2つの簡単な方法

iPhoneのおやすみモードは、コントロールセンターかロック画面から、いつでもすぐに解除できます。

急いで通知を受け取りたい時に、アプリをたくさん開く必要はありません。

どちらの方法も数秒で完了するので、やりやすい方で試してみてくださいね。

コントロールセンターから解除する手順

一番手軽なのが、コントロールセンターを使う方法です。

  1. iPhoneの画面右上から下に向かってスワイプします。
  2. コントロールセンターが表示されたら「集中モード」または三日月のマークを探してください。
  3. その部分をタップすると、白く光っていたハイライトが消えて、おやすみモードが解除されます。

たったこれだけで、すぐに通知が届くようになりますよ。

ロック画面から解除する手順

iPhoneがロックされた状態からでも、おやすみモードは解除可能です。

ロック画面に表示されている三日月のアイコンに注目してください。

その三日月アイコンをタップすると、「おやすみモード」のオン・オフを切り替えられます。

わざわざロックを解除しなくても操作できるので、こちらもとても便利な方法です。

iPhoneのおやすみモードが勝手にオンになるスケジュールの設定を確認して解除する方法

iPhoneのおやすみモードが意図せず勝手にオンになってしまう場合、スケジュールの設定が原因かもしれません。

知らない間に、特定の時間になると自動でおやすみモードが始まるように設定されている可能性があります。

「設定」アプリから、この自動スケジュールを確認してオフにすることができますよ。

スケジュール設定の確認と解除の手順

それでは、設定を確認する手順を見ていきましょう。

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
  2. 少し下にスクロールして「集中モード」という項目をタップしてください。
  3. 次に「おやすみモード」を選びます。
  4. 「スケジュール」という欄に、もし設定があれば時間が表示されています。
  5. そのスケジュールをタップして、次の画面で「スケジュール」のスイッチをオフ(白色)にしましょう。

これで、決まった時間に勝手におやすみモードが始まることはなくなります。

スケジュール自体が不要な場合は、スケジュール一覧の画面でその項目を左にスワイプして「削除」を押せば、設定そのものを消去できます。

おやすみモードを解除できない、または月のマークが消えない時の4つの対処法

おやすみモードを解除しようとしてもできない時や、画面上の月のマークがどうしても消えない時は、いくつかの原因が考えられます。

そんな時は、これから紹介する4つの対処法を、簡単なものから順番に試してみてください。

大抵の場合、これらの方法で解決するはずです。

試してほしい4つの対処法

まずはこちらの方法からチェックしていきましょう。

  1. iPhoneを再起動する
  2. 他の集中モードがオンになっていないか確認する
  3. iOSを最新バージョンにアップデートする
  4. すべての設定をリセットする

一番手軽で効果的なのは「iPhoneの再起動」です。

一時的な不具合であれば、再起動するだけであっさり直ることがよくあります。

また、おやすみモード以外の「睡眠」や「仕事」といった別の集中モードがオンになっている可能性も考えられます。

コントロールセンターを開いて、他のモードが有効になっていないか確認してみてください。

それでも解決しない場合は、OSの不具合の可能性も考えられるため、iOSのアップデートを試してみる価値があります。

最終手段として「すべての設定をリセット」がありますが、こちらはWi-Fiのパスワードなども再設定が必要になるので、慎重に行ってくださいね。

おやすみモード中に特定の相手からの電話やLINEの通知を受け取るための設定

おやすみモードは便利ですが、「この人からの連絡だけは絶対に見逃したくない」という時もありますよね。

実は、おやすみモード中でも、特定の人やアプリからの通知を許可するカスタマイズができます。

この設定をしておけば、大切な連絡を逃す心配がなくなりますよ。

特定の人からの着信を許可する設定

家族や恋人など、決まった人からの電話は受け取れるように設定しましょう。

  1. 「設定」アプリから「集中モード」へ進み、「おやすみモード」をタップします。
  2. 「通知を許可」という項目の中にある「連絡先」を選びます。
  3. 「通知を許可する連絡先」の「追加」を押し、連絡先リストから許可したい人を選んでください。

これで、設定した人からの電話やメッセージは、おやすみモード中でも通知されるようになります。

特定のアプリ(LINEなど)の通知を許可する設定

LINEや仕事で使うチャットアプリなど、特定のアプリの通知を受け取りたい場合も同じように設定できます。

先ほどの「おやすみモード」の設定画面で、今度は「アプリ」を選びます。

そして「通知を許可するアプリ」の「追加」から、通知を受け取りたいアプリを選択すれば完了です。

これで、自分だけの快適なおやすみモードが作れますね。

おやすみモードを解除したのに通知がこない場合に確認すべきポイント

おやすみモードを解除したはずなのに、なぜか通知が来なくて困ってしまうことがあります。

そんな時は、おやすみモード以外の設定が原因で通知が止まっているのかもしれません。

これから紹介するポイントを確認すれば、きっと原因が見つかるはずです。

確認してほしい4つの設定項目

通知が来ない時にチェックしたいのは、こちらの設定です。

  • iPhone本体のサイレントスイッチ
  • 各アプリの通知設定
  • 通知の「時刻指定要約」
  • Bluetoothイヤホンなどへの接続

まず、iPhoneの側面にあるサイレントスイッチを見てみましょう。

スイッチがオレンジ色になっていると、マナーモード(消音モード)の状態です。

次に「設定」アプリの「通知」から、通知が来ないアプリの設定が許可されているか確認します。

また、「時刻指定要約」がオンになっていると、通知が指定した時間にまとめて届くようになります。

これも「通知」設定の画面でオフにできるのでチェックしてみてください。

意外と見落としがちなのが、ワイヤレスイヤホンなどがBluetoothで接続されたままになっているケースです。

この場合、通知音がイヤホン側で鳴っているだけかもしれません。

【iOS16以降】集中モードとおやすみモードの違いとそれぞれの設定方法

iOS16以降、iPhoneの通知管理機能は「集中モード」という大きな枠組みに変わりました。

「おやすみモード」は、この「集中モード」の中に含まれる機能の一つという位置づけです。

この違いを理解すると、自分の生活に合わせて、より便利に通知をコントロールできますよ。

集中モードとおやすみモードの関係

それぞれの役割を簡単にまとめると、このようになります。

スクロールできます
機能役割と特徴
集中モード「仕事」「睡眠」「パーソナル」など、生活の様々な場面に合わせて、通知やアプリの表示を柔軟にカスタマイズできる機能の総称です。
おやすみモード集中モードの中の一つの種類で、主に就寝時など、基本的にすべての通知を止めたい時に使う、従来からあるシンプルなモードです。

つまり「集中モード」という大きな箱の中に、「おやすみモード」という道具が入っているイメージですね。

自分だけの集中モードを作ってみよう

「集中モード」のすごいところは、自分で新しいモードを作れる点です。

例えば「勉強」モードを作って、勉強中は辞書アプリとタイマーアプリの通知だけを許可する、といった使い方ができます。

設定は、ホーム画面の「設定」から「集中モード」へ進み、右上の「+」ボタンから始められます。

場面ごとに通知のルールを細かく決められるので、仕事やプライベートのオンオフを切り替えやすくなります。

iPhoneのおやすみモード解除に関するよくある質問

ここでは、iPhoneのおやすみモードの解除について、皆さんがよく疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。

困った時の参考にしてみてくださいね。

おやすみモードを解除してもロック画面の月のマークが消えません。

それは「おやすみモード」ではなく「睡眠」モードがオンになっている可能性が高いです。

コントロールセンターを開いて、ベッドのマークが白く光っていないか確認してみてください。

もし光っていたら、そのベッドマークをタップすれば「睡眠」モードがオフになり、月のマークも消えるはずです。

おやすみモード中にLINEの通知だけを止めることはできますか?

「設定」から「集中モード」→「おやすみモード」と進みます。

「通知を許可するアプリ」のリストにLINEが入っていなければ、LINEの通知は来ません。

もしリストに入っている場合は、LINEのアイコンの左上にある「−」ボタンを押して、リストから削除してください。

特定の人からの電話だけは受け取れるようにしたいです。

「おやすみモード」の設定画面で「連絡先」を選びます。

そして「通知を許可する連絡先」に、電話を受け取りたい人を追加すれば大丈夫です。

また、「着信を許可」の項目で「繰り返しの着信」をオンにしておくと、同じ人から3分以内に2回目の電話があった場合に通知されるようになり、緊急の連絡に気づきやすくなります。

まとめ:iPhoneのおやすみモードを理解して通知を快適にコントロールしよう

今回は、iPhoneのおやすみモードの基本的な解除方法から、勝手にオンになる原因、解除できない時の対処法まで詳しく見てきました。

おやすみモードは、正しく設定すれば集中したい時や休みたい時に、とても役立つ機能です。

もう一度、大切なポイントを振り返ってみましょう。

  • すぐに解除したい時: コントロールセンターかロック画面の月のマークをタップする。
  • 勝手にオンになる時: 「設定」→「集中モード」でスケジュールを確認・削除する。
  • 解除できない・月のマークが消えない時: 再起動や他の集中モード(特に「睡眠」)の確認が有効。
  • 柔軟な使い方: 特定の人からの電話やLINEの通知だけを許可するカスタマイズも可能。

これらの方法を覚えておけば、これからはおやすみモードや集中モードを自分のライフスタイルに合わせて自由に使いこなせるようになります。

通知のストレスをなくして、もっと快適なiPhoneライフを送ってくださいね。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

iPhone・Android・iPad・Mac・Windowsのすべての主要端末を自分で保有し、それぞれの違いや使いこなし方を実際に検証しながら記事を執筆しています。

「困ったけど、調べても専門用語ばかりでよくわからない」——そんなときにこそ頼れる場所を目指して、実際に試した内容に基づいた正確で再現性のある情報をわかりやすく発信しています。

目次