iPhoneのボイスメモで録音した日時は、アプリ内の簡単な操作ですぐに確認できます。
「この会議の録音はいつだっけ?」と探したり、日時が表示されずに困ったりすることもありますよね。
この記事では、ボイスメモの日時確認に関するあらゆる疑問に答え、あなたのデータ管理を快適にするための具体的な方法をご紹介します。
この記事のメイントピック
- 録音した日時を正確に確認するための3つの具体的な手順
- 日時順や名前順にデータを整理するための簡単な並べ替え方
- 日時が表示されない時に試せる、すぐにできる対処法
この記事を最後まで読んでいただければ、たくさんの録音データの中から必要なものをすぐに見つけ出せるようになり、ボイスメモの管理が格段に楽になります。
ぜひ参考にして、ボイスメモをもっと便利に使いこなしてくださいね。
iPhoneのボイスメモで録音した日時を確認する3つの方法

iPhoneのボイスメモで録音日時を知りたい時は、アプリ内の3つの場所で簡単に見ることができます。
どの方法もすぐにできるので、ご自身の使いやすいやり方で確認してみてくださいね。
1. ボイスメモのリスト画面で確認する
一番手軽なのは、ボイスメモアプリを開いた最初のリスト画面で確認する方法です。
録音したファイルが一覧で表示されていて、それぞれのファイル名の下に録音した日付や曜日がグレーの文字で書かれています。
例えば「昨日」や「月曜日」のように表示されるので、いつ録音したか大まかに把握したい時に便利ですよ。
2. ボイスメモの再生画面で確認する
もう少し詳しい日時を知りたい場合は、確認したいボイスメモをタップして再生画面を開きましょう。
ファイル名をタップすると画面が切り替わり、ファイル名のすぐ下に「2024/07/29」のように年月日が表示されます。
リスト画面よりも少しだけ詳しい情報を得たいときに役立つ方法です。
3. ファイル名の変更画面で詳細な時間を確認する
何時何分に録音したか、正確な時刻まで知りたい時もありますよね。
その場合は、ファイル名を変更する画面で確認するのが一番確実です。
リスト画面でファイル名をタップすると、キーボードが出てきて名前を変更できる状態になります。
その時、ファイル名の初期設定が「録音の場所 2024/07/29 10:30」のように、年月日と時間に設定されているんです。
この方法なら、秒単位ではないですが、分単位での正確な録音開始時刻を把握できます。
ボイスメモのファイル名を日付や内容が分かるように変更する手順
ボイスメモのファイル名は、後から見返したときに分かりやすいように自由に変更できます。
初期設定のままだと、どれがどの録音か分からなくなりがちなので、一手間加えて整理するのがおすすめです。
ファイル名を変更する手順はこちらです。
- ボイスメモアプリを開き、ファイル名を変更したい録音データをタップします。
- 表示されている現在のファイル名(例えば「新規録音 5」など)をもう一度タップしてください。
- キーボードが表示され、ファイル名を編集できる状態になります。
- 既存の名前を消して、新しいファイル名を入力します。
- 入力が終わったら、キーボードの「改行」または「完了」をタップすれば変更完了です。
例えば、「20240729_大事な会議」や「子どもの初めての言葉_240729」のように、日付と内容を組み合わせると、後から検索しやすくなるのでとても便利ですよ。
この一手間をかけるだけで、たくさんの録音データの中から目的のものをすぐに見つけられるようになります。
iPhoneのボイスメモが日時順・名前順にならない時の並べ替え方
ボイスメモの並び順がバラバラで困った時は、簡単な操作でキレイに整理することが可能です。
「日付が新しい順」や「名前のあいうえお順」など、自分の使いやすいように並べ替えられます。
並べ替えの設定は、リスト画面の右上にある「…」のマークから行います。
ここをタップするとメニューが出てくるので、「並べ替え」を選択してください。
そうすると、並べ替えの基準を選べる画面に切り替わります。
選べる項目はこちらです。
- 録音の日付が古い順
- 録音の日付が新しい順
- 録音時間(短い順)
- 録音時間(長い順)
- タイトル(あいうえお順)
例えば、最新の録音を一番上に表示したい場合は「録音の日付が新しい順」を選びましょう。
ファイル名で管理している方は「タイトル」で並べ替えると探しやすいかもしれません。
自分の使い方に合わせて設定を変更することで、ボイスメモアプリがもっと快適になります。
PC(パソコン)でiPhoneのボイスメモの日時を確認する方法
iPhoneのボイスメモは、パソコンを使ってより大きな画面で日時を確認したり、管理したりすることもできます。
パソコンで確認するには、主に2つの方法があります。
iCloudを使う方法と、ケーブルで直接つなぐ方法です。
iCloudで同期して確認する
iCloudを使えば、ケーブルなしで自動的にボイスメモをパソコンと同期できて便利です。
まず、iPhoneの「設定」から「Apple ID」→「iCloud」と進み、「すべてを表示」をタップします。
アプリの一覧から「ボイスメモ」を探し、スイッチをオンにしてください。
これで、同じApple IDでサインインしているMacのボイスメモアプリや、WindowsパソコンのブラウザからiCloud.comにアクセスすれば、録音データを確認できます。
ファイル一覧で録音日時もきちんと表示されますよ。
iTunes(またはFinder)で確認する
パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続してデータを確認する方法もあります。
Windowsの場合はiTunes、Macの場合はFinderを使います。
iPhoneを接続後、「ミュージック」の同期設定画面を開き、「ボイスメモを同期」にチェックを入れてください。
同期が完了すると、パソコンのミュージックライブラリにボイスメモが追加され、ファイルの詳細情報から録音日時を確認できます。
この方法なら、バックアップも兼ねることができるので安心です。
iPhoneのボイスメモで録音の日時が表示されない原因と対処法
いつもは表示されるはずの録音日時が見えなくなってしまったら、少し焦りますよね。
日時が表示されない場合、いくつかの原因が考えられますが、簡単な対処法で解決することがほとんどです。
一番多い原因は、iOSのバージョンが古いことや、一時的なアプリの不具合です。
そんな時は、まずはこちらの対処法を試してみてください。
- ボイスメモアプリを完全に終了させてから、もう一度開く
- iPhone本体を再起動する
- iOSが最新バージョンでない場合は、アップデートする
特にiPhoneの再起動は、多くのちょっとした不具合を解決してくれるので効果的です。
また、まれにファイルが破損して情報がうまく読み込めていないケースもあります。
他のファイルの日時は正常に表示されるのに、特定のファイルだけ表示されない場合は、その可能性を考えてみましょう。
ほとんどの場合、これらの基本的な対処法で日時が再び表示されるようになるはずです。
落ち着いて一つずつ試してみてくださいね。
ボイスメモの録音日時を後から変更するための注意点とは
ボイスメモの録音日時そのものを、後から「2024年7月29日」から「7月30日」のように直接編集することは、残念ながらiPhoneの標準機能ではできません。
録音日時は、そのファイルが作成された時の情報として固定されています。
しかし、どうしても日時を管理したい場合は、ファイル名を活用する方法がおすすめです。
先ほどご紹介したように、ファイル名を「240730_プレゼン練習」という形に変更すれば、実質的に日付を管理することができます。
この方法なら、並べ替え機能で「タイトル順」にすれば、日付順に並べることも可能です。
どうしても録音データ自体の作成日時を変更したい場合は、一度パソコンに取り込み、専用のソフトを使ってファイルのメタデータを編集するという、少し専門的な方法になります。
ただ、この方法は少し複雑で手間もかかるため、基本的にはファイル名の工夫で管理するのが一番シンプルで分かりやすいでしょう。
録音したらすぐにファイル名を変更するクセをつけておくと、後々の管理がとても楽になりますよ。
録音時間や位置情報(場所)など詳細情報を確認するテクニック
ボイスメモには、録音日時の他にも、録音の長さ(時間)や録音した場所といった詳細な情報が記録されています。
これらの情報を確認する方法を知っておくと、さらに便利にボイスメモを活用できますよ。
録音時間の確認方法
録音の長さは、ボイスメモアプリのリスト画面で簡単に確認できます。
各ファイルの日付の横に「5:12」のように、分と秒で表示されています。
これにより、どれくらいの長さの録音なのかが一目で分かります。
長い会議の録音などを探す際の目安にもなって便利ですね。
位置情報(場所)の確認方法
ボイスメモには、録音した場所を地図で表示する機能もあります。
ただし、この機能を使うには、事前にiPhoneの設定で位置情報サービスをオンにしておく必要があります。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」と進み、「ボイスメモ」アプリの設定を「このAppの使用中」にしておきましょう。
設定がオンの状態で録音すると、ファイル名が「自宅」や「会社の住所」のように、録音した場所の名前に自動で設定されます。
リスト画面でこの場所の名前をタップすると、地図が表示されて、どこで録音したかが一目で確認できて非常に便利です。
iPhoneのボイスメモを共有する際に日時情報も一緒に送る方法
録音したボイスメモを他の人に送る時、録音した日時も一緒に伝えたい場合がありますよね。
共有方法によって日時情報の扱われ方が少し異なるので、覚えておくとスムーズです。
ボイスメモの共有は、送りたいファイルを選んで、共有ボタン(四角から矢印が飛び出たマーク)をタップするだけです。
そこからメッセージやメール、AirDropなど好きな方法を選べます。
日時情報がファイル名に含まれる形で送られる
ボイスメモを共有すると、ファイルは「m4a」という形式で送られます。
その際、ファイル名が「(録音した場所) 日付 時刻.m4a」という形に自動で変換されることが多いです。
例えば、「東京駅 2024-07-29 11:00.m4a」のようになります。
これなら、相手もファイル名を見るだけで、いつどこで録音されたデータなのかが一目で分かります。
特別な操作をしなくても、ファイル名に日時情報が含まれるのでとても便利ですね。
相手に正確な情報を伝えたい場合は、この共有機能を使うのが一番確実な方法と言えるでしょう。
ボイスメモの日時情報を守るためのバックアップと復元の手順
大切なボイスメモのデータは、万が一の事態に備えて定期的にバックアップしておくことを強くおすすめします。
バックアップがあれば、iPhoneを紛失したり、故障したりしても、日時情報を含めてデータを復元できます。
バックアップ方法は主に2つあります。
iCloudで自動バックアップする
一番手軽なのはiCloudを使った自動バックアップです。
iPhoneの「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」と進み、スイッチをオンにしておきましょう。
Wi-Fiに接続されていて、充電中の時に自動でバックアップが作成されます。
この中にボイスメモのデータも含まれるので、新しいiPhoneに機種変更した時なども、iCloudから復元するだけで簡単に元通りになります。
パソコンに手動でバックアップする
パソコンを持っているなら、iTunes(Windows)やFinder(Mac)を使って手動でバックアップすることもできます。
iPhoneとパソコンをケーブルで繋ぎ、「iPhoneをバックアップ」を実行するだけです。
この方法なら、パソコンのハードディスクにデータが保存されるので、iCloudの容量を気にする必要がありません。
どちらの方法でも、大切な録音データと、それに付随する日時情報をしっかりと守ることができます。
ボイスメモをフォルダ分けして目的の録音をすぐに見つける方法
録音データが増えてくると、目的のものを探すのが大変になってきますよね。
そんな時は、フォルダを作成してボイスメモを整理するのがとても効果的です。
「仕事用」「プライベート」「会議記録」のようにフォルダ分けすれば、見たい録音にすぐにアクセスできます。
フォルダの作成と移動の手順
フォルダの作成はとても簡単です。
まず、ボイスメモアプリのメイン画面(すべての録音)の右下にある、フォルダのアイコンをタップします。
新しいフォルダの名前を入力する画面になるので、「仕事」や「アイデアメモ」など、分かりやすい名前をつけて保存してください。
次に、作成したフォルダに入れたいボイスメモを移動させます。
「すべての録音」リストの右上にある「編集」をタップし、移動したいファイルを選択します。
そして、画面下の「移動」をタップし、先ほど作成したフォルダを選べば完了です。
この作業を繰り返すことで、たくさんのボイスメモがカテゴリごとにすっきりと整理されます。
日時情報だけでなく、内容ごとにも整理できるので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ:iPhoneボイスメモの日時確認方法をマスターして録音データを上手に管理しよう
この記事では、iPhoneのボイスメモで日時を確認する方法を中心に、ファイル名の変更や並べ替え、PCでの確認といった便利な管理術までご紹介しました。
最後に、大切なポイントを振り返りましょう。
- 録音日時の確認は「リスト画面」「再生画面」「ファイル名変更画面」の3つの場所で可能です。
- ファイル名を「日付+内容」のように工夫すると、後から見返しやすくなります。
- データは「日付順」や「タイトル順」に並べ替えることで、格段に探しやすくなります。
- 日時が表示されない不具合は、iPhoneの再起動やアプリの再起動で改善することが多いです。
- iCloudやパソコンを使えば、データのバックアップや共有も簡単に行えます。
これらの方法を使えば、たくさんのボイスメモの中から目的のファイルをすぐに見つけられるようになります。
大切な会議の記録や思い出の音声をいつでも取り出せるように、ぜひ今日から活用してみてください。